姫路市議会 2022-12-20
令和4年第4回定例会−12月20日-05号
令和4年第4回
定例会−12月20日-05号令和4年第4回
定例会
出 席 議 員 (43人)
1番 石 見 和 之 24番 井 川 一 善
2番 小 林 由 朗 25番 石 堂 大 輔
3番 白 井 義 一 26番 西 本 眞 造
4番 中 西 祥 子 27番 宮 下 和 也
5番 山 口 悟 28番 三 輪 敏 之
6番 常 盤 真 功 29番 阿 山 正 人
7番 井 上 太 良 30番 酒 上 太 造
8番 三 和 衛 32番 村 原 守 泰
9番 金 内 義 和 33番 苦 瓜 一 成
10番 妻 鹿 幸 二 34番 竹 中 由 佳
11番 三 木 和 成 35番 牧 野 圭 輔
12番 江 口 千 洋 36番 伊 藤 大 典
14番 坂 本 学 37番 大 西 陽 介
15番 今 里 朱 美 39番 谷 川 真由美
16番 東 影 昭 40番 杉 本 博 昭
17番 萩 原 唯 典 41番 八 木 隆次郎
18番 竹 尾 浩 司 42番 蔭 山 敏 明
19番 駒 田 かすみ 43番 山 崎 陽 介
20番 有 馬 剛 朗 44番 木 村 達 夫
21番 川 島 淳 良 45番 宮 本 吉 秀
22番 重 田 一 政 46番 竹 中 隆 一
23番 汐 田 浩 二
───────────────────────────────
欠 席 議 員 (2人)
13番 松 岡 廣 幸
31番 梅 木 百 樹
───────────────────────────────
欠 員 (2人)
───────────────────────────────
事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 上 田 憲 和
次長 田 靡 正 和
議事課長 岡 田 大 作
議事係長 川 嶋 秀 一
主任 榎 本 玲 子
主任 森 祐 輔
主任 井 手 真 綾
主事 赤 鹿 裕 之
───────────────────────────────
会議に出席した市長、職員及び委員
市長 清 元 秀 泰
副市長 和 田 達 也
副市長 佐 野 直 人
副市長 志々田 武 幸
代表監査委員 甲 良 佳 司
教育長 西 田 耕太郎
医監 北 窓 隆 子
防災審議監 山 岡 史 郎
上下水道事業管理者 段 守
政策局長 井 上 泰 利
総務局長 坂 田 基 秀
財政局長 石 田 義 郎
市民局長 沖 塩 宏 明
環境局長 福 田 宏二郎
健康福祉局長 岡 本 裕
こども未来局長 白 川 小百合
観光スポーツ局長 大 前 晋
産業局長 柳 田 栄 作
都市局長 三 輪 徹
建設局長 佐々木 康 武
会計管理者 樫 本 公 彦
消防局長 松 本 佳 久
───────────────────────────────
議 事 日 程
第5日(12月20日(火)) 午前10時開議
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 諸 報 告
日程第3 議案第101号〜議案第124号及び議案第126号〜議案第146号
日程第4 請願第21号
日程第5 閉会中継続審査申出の件(請願)
日程第6 議案第147号
日程第7 諮問第1号〜諮問第12号
日程第8
議員提出議案第6号及び
議員提出議案第7号
日程第9
議員派遣の件
日程第10 閉会中継続調査申出の件
〇閉 会
〇
議長挨拶
〇
市長挨拶
───────────────────────────────
議 事 順 序
1 黙 祷
2 開 議
3
会議録署名議員の指名
4 諸 報 告
5 議案第101号〜議案第124号及び議案第126号〜議案第146号
(1) 一括上程
(2)
委員長報告
(3) 質 疑
(4) 討 論
(5) 採 決
6 請願第21号
(1) 上 程
(2) 質 疑
(3) 討 論
(4) 採 決
7 閉会中継続審査申出の件(請願)
(1) 一括上程
(2) 採 決
8 議案第147号及び諮問第1号〜諮問第12号
(1) 一括上程
(2) 提案理由説明
(3) 質 疑(議案第147号)
(4) 討 論(議案第147号)
(5) 採 決
9
議員提出議案第6号及び
議員提出議案第7号
(1) 一括上程
(2) 提案理由説明
(3) 質 疑
(4) 討 論
(5) 採 決
10
議員派遣の件
11 閉会中継続調査申出の件
(1) 一括上程
(2) 採 決
12 閉 会
13
議長挨拶
14
市長挨拶
○
宮本吉秀 議長
おはようございます。
去る12月13日にご逝去されました故
森由紀子議員のご冥福を祈るため、1分間の黙祷をささげたいと思います。
議員はじめ皆様のご起立をお願いします。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
故
森由紀子議員の御霊に対し、黙祷を行います。
黙祷。
(黙 祷)
○
宮本吉秀 議長
黙祷を終わります。
ご着席願います。
──────────────────────
午前9時58分開議
○
宮本吉秀 議長
ただいまから本日の会議を開きます。
松岡廣幸議員、梅木百
樹議員から欠席の届出がありましたので、ご報告します。
これより日程に入ります。
本日の日程は、お手元に配付しております
議事日程に記載のとおりであります。
──────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○
宮本吉秀 議長
まず日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第79条の規定により、
中 西 祥 子 議員
三 和 衛 議員
金 内 義 和 議員
を指名します。
──────────────────────
△日程第2
諸報告
○
宮本吉秀 議長
次に日程第2、諸報告であります。
12月16日までに受け付けました陳情は、お手元に配付の
陳情文書表のとおりであります。
以上で諸報告を終わります。
──────────────────────
△日程第3
議案第101号〜議案第124号及び
議案第126号〜議案第146号
○
宮本吉秀 議長
次に日程第3、議案第101号から議案第124号まで、及び議案第126号から議案第146号までをまとめて議題とします。
これより、
委員会の審査結果について、
委員長の
口頭報告を求めます。
登壇の上、ご報告願います。
文教・
子育て委員会委員長 小林由朗議員。
◎
小林由朗 文教・
子育て委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月8日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、
姫路市立高等学校在り方方針(案)についてであります。
同方針案では、令和8年度、
市立高等学校3校を発展的に統合し、現在の
姫路高等学校の校地に統合校を新設するとともに、既存の3校においては令和7年度
入学者選抜を最後に募集を停止し、在校生は卒業するまで、入学した学校に通学することになっております。
委員会において、令和8年度以降、
琴丘高等学校と
飾磨高等学校は
部活動等の
活動規模が小さくなっていくことが想定されるが、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、今後、具体的な内容を決めていくことになるが、
市立高等学校全体での
行事開催や
部活動合同実施の
可能性など、様々な視点で検討を行っていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、既存の3校が閉校になるまでの間、在校生が充実した
高校生活を送れるよう、しっかりと
学校運営に取り組まれたいことを要望いたしました。
第2点は、
学校施設の
老朽化対策についてであります。
委員会において、令和4年12月6日、
山田小学校でひさしのタイルが剥離し落下した事案について、令和3年8月の
法定点検では異常はなかったとのことであるが、同校での大
規模改修の実施についてはどのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、令和4年度当初から同校の外壁の状態が非常に悪いことは認識していたものの、令和5年度には大
規模改修の予定がないことから
外壁改修工事の実施を検討しているところである、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、本市の
学校施設は、全体の8割以上が建築後30年以上経過していることから、同校のみならず、本市全体の
学校施設の
老朽化対策に取り組まれたいことを要望いたしました。
第3点は、不
登校児童生徒の
居場所づくりについてであります。
委員会において、不登校になった
子どもたちが
学習支援を受けられ、学校以外で安心して過ごせる居場所としてどのようなものがあるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
公的施設としては
適応指導教室があり、令和3年度からは出張型の教室も開設しているほか、
民間施設としてはフリースクールなどがある、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、不登校になった
児童生徒が安心でき、かつ自己の存在感や充実感を高められるような、個々の状況に応じた
居場所づくりが必要だと思われることから、しっかりと支援に取り組まれたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の
要望事項といたしまして、1つに、
保護者が
新型コロナウイルスに感染し、
在宅療養が必要となった際、身近に頼れる親族がいなければ、
子どもの預け先の確保が困難となることから、保健所や
こども家庭センターと連携することで、
保護者が回復するまでの間、一時的に
子どもを受け入れられるような体制を構築されたいことを。
2つに、
あかつき中学校の
生徒募集に当たっては、引き続き他市町への
情報提供を行うとともに、同校の
教育内容の充実に努められたいことを。
3つに、保育士による不適切な保育を未然に防止するため、同僚の
保育士をはじめ、
保護者など様々な
関係者から
情報提供してもらえるよう
相談窓口の周知に努められたいことを。
4つに、限られた財源の中で本市の
学校教育環境の充実を図る必要があることから、
学校規模の適正化や
適正配置についてもしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
厚生委員会委員長 有馬剛朗議員。
◎
有馬剛朗 厚生委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月8日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆様の審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、人権についての
姫路市民意識調査結果についてであります。
委員会において、同調査によると、市民の約7割が姫路市
人権教育及び
啓発実施計画を認知していないとのことであるが、今後、どのように市民への周知を進めていこうと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
当該計画を策定している市民局を中心に、
関係部局や
各種団体と連携して事業に取り組むとともに、市民の
人権意識を高めるために
イベント等あらゆる機会を通じて同計画の周知・啓発に取り組んでいきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、同計画を周知するためには、計画に示されている事業の内容について市民や
事業者に十分認識してもらうことが必要であると思われることから、市が取り組む施策の具体的な内容について議会や
市民等にしっかり周知されたいことを要望いたしました。
第2点は、
姫路市内の
ごみ排出量の削減についてであります。
委員会において、本市の1人1日当たりの
家庭系ごみの
排出量は全国や兵庫県の水準よりも少ないものの、
事業系ごみの
排出量は全国や兵庫県よりも多くなっているが、
ごみ排出量の削減のため、どのように
事業系ごみを削減しようと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
ごみ排出量を削減するためには、
事業系ごみだけではなく
家庭系ごみの
排出量も併せて削減することが必要であると考えており、それぞれの
可燃ごみの
組成分析の結果を見ると、古紙類が
事業系ごみの4.8%、
家庭系ごみの4.2%を占め、
食品残渣などの厨芥類が
事業系ごみの8.3%、
家庭系ごみの27.4%を占めていることから、分別による
資源化や
食品ロスの削減に取り組まなければならないと認識している、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、それぞれの
ごみ排出量の削減に向けて市民や
事業者への啓発及び指導に取り組まれたいことを要望いたしました。
第3点は、休日・
夜間急病センターにおける
発熱外来の実施についてであります。
休日・
夜間急病センターにおいては、姫路市
医師会と協力し、原則として
重症化リスクの高い人や小学生以下の
子どもを対象に、
発熱外来を本年12月1日から令和5年3月31日まで実施する予定としております。
委員会において、同
センターにおける
発熱外来の実施に当たり、市民に周知を行っているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
市ホームページに同
センターの
発熱外来の情報を掲載するほか、
発熱等受診・
相談センターなどに相談があった際には同
センターを案内するなど、広報については適切に行っていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、今後、
新型コロナウイルス感染症の第8波がピークを迎えた際にも、患者が同
センターの
発熱外来を支障なく利用できるよう、引き続き、
医師会と連携の上、しっかりと運営されたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆様におかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
経済観光委員会委員長 常盤真功議員。
◎
常盤真功 経済観光委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月8日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第131号、姫路市家島B&
G海洋センター等に係る
指定管理者の指定についてであります。
本議案は、現在、市直営である家島及び坊勢の
スポーツ施設について、令和5年度から新たに
指定管理者制度を導入しようとするものであります。
委員会において、
指定管理者選定委員会で
候補者に選定された
事業者は、ほかの
応募者と比べてどのようなところが優れていると評価されたのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
候補者の選定においては、島外からの
施設利用者の増加が見込めること、及び
地域コミュニティの
活性化に資することに重きを置いて審査しており、
候補者からは、
当該施設を活用したツアーの企画や
マリンレジャーの
拠点施設としての利用など、実現性があり、充実した
自主事業が提案されたことから評価につながったものと考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
指定管理者による新たな取組を通じて
家島地域の魅力を発信するとともに、地域の
活性化を図る施策についても検討されたいことを要望いたしました。
第2点は、
姫路城世界遺産登録30周年
記念事業についてであります。
本市では、令和5年12月11日に姫路城が
世界文化遺産登録30周年を迎えることから、令和4年12月から令和6年3月まで、
記念事業を順次、実施するものであります。
委員会において、
記念事業の案では、
新規事業のほか、
拡充事業として姫路お
城まつりや
姫路城ナイトイベントなどが挙げられているが、どのように実施しようと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、著名人の招聘やほかの
世界遺産登録地との連携等により、魅力的な
イベントにしたいと考えているところであり、まずは
予算規模を拡大できるよう努めていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、既存の
イベントについて、
姫路城世界遺産登録30周年
記念事業と銘打って行うからには、これまで訪れたことがない人にも来てもらえるような取組にするとともに、
コロナ禍により打撃を受けた観光業の復活の起爆剤となるよう、国内だけでなく、海外に向けても
情報発信に努められたいことを要望いたしました。
第3点は、議案第132号、
姫路市立グリーンステーション鹿ケ壺に係る
指定管理者の指定についてであります。
グリーンステーション鹿ケ壺は、
地域資源を活用した
産業振興及び地域の
活性化に資するため、令和2年度に
教育委員会から産業局へ所管替えされたものであります。
委員会において、引き続き、非公募により
地元住民による団体を
指定管理者候補者としているが、
民間事業者の参入についてどのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、民間が持つ知識や技術等を活用して
観光推進による
交流人口の拡大を図りたいと考えているところであり、また、
人口減少や
高齢化の進行に伴い
地元住民による継続的な
管理運営等には課題もあることから、今後は、
民間事業者による
管理運営も視野に準備を進めていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
地域活性化の
拠点施設である
グリーンステーション鹿ケ壺に地域外から多くの人に訪れてもらえるよう魅力を広く周知するとともに、
民間活力の導入について早期に議論を進められたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の
要望事項といたしまして、1つに、
世界遺産姫路城マラソンについて、しっかりと二次募集をPRして、多くのランナーに参加してもらえるよう努められたいことを。
2つに、(仮称)道の駅姫路の整備について、
広域防災拠点としての
機能導入の検討に当たっては、災害時の
エネルギー源を確保できるよう、しっかりとシミュレーションを行った上で取り組まれたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
建設委員会委員長 重田一政議員。
◎
重田一政 建設委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月9日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第122号、
姫路市営市川住宅(第3期)高層建替(建築)
工事請負契約の締結について、及び議案第123号、姫路市
営庄田住宅(第1期)高層建替(建築)
工事請負契約の締結についてであります。
委員会において、
当該工事の中で、
高齢者に配慮した
シルバーハウジングと同様の整備も行うことになっているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
公営住宅を新たに整備する際には、
原則バリアフリー対応とする
国土交通省の基準に適合した整備を行っている。加えて、緊急時においては、各住戸内に複数設置している非
常用ボタンを押すことで、
共用部分に警告音が鳴り、他の
居住者等に知らせる
システムも導入している、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、単身で入居する
高齢者も多数いると思われることから、現在、一部の
市営住宅や
県営住宅に備えられている緊急時に外部の
支援機関に知らせる
緊急通報システムのような少し踏み込んだ見守り体制の導入について、他都市の事例も参考にしながら検討されたいことを要望いたしました。
第2点は、
山陽電車亀山駅周辺における
駐輪場の整備についてであります。
当該事業は、
無料駐輪場が1か所あるものの
収容台数が少なく、路上駐輪が常態化している
山陽電車亀山駅周辺において、新たに
有料駐輪場を整備し、
自転車等放置禁止区域に指定することで、路上駐輪の解消を図ろうとするものであります。
委員会において、今まで無料で利用できていた
駐輪場が有料となることを
利用者はスムーズに受け入れると考えているのか。
また、これまでのように路上駐輪が発生する
可能性もあると思われるが、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
JR英賀保駅前の
区画整理事業において
無料駐輪場を有料化した事例を基に、事前の広報を早期に実施するとともに、新
駐輪場への誘導を徹底することで大きな問題は生じないと考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、過去の
英賀保駅前での事例を参考にしながら、
当該区域における路上駐輪の解消に向けてしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
第3点は、
浸水対策事業の推進についてであります。
委員会において、
浸水対策として、
ポンプ場の整備など様々な
ハード対策が実施されているが、高性能の
ポンプ設備を備えても、側溝や
集水ますに堆積したごみや落ち葉などの影響により雨水が流れにくくなり
浸水被害が発生する
可能性があると思われるが、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、大雨による
浸水被害が予想される際には、事前に職員において、
ポンプ場に流入する水路や
スクリーン清掃を実施しているものの、側溝や
集水ますに関しては、
地域住民による清掃などの協力を求めたいと考えていることから、
内水ハザードマップ配布等の
ソフト対策と併せて広報していきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
ポンプ場に最新の設備を導入してもその能力を最大限発揮するためには
地域住民の協力による側溝等の日常的な管理が大切になってくることから、市民に対して、積極的に広報・啓発活動を行いながら、
浸水対策に取り組まれたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の
要望事項といたしまして、現在、改修工事を行っている大手前通りのトランジットモール区間における石畳舗装については、何度も繰り返し改修工事を実施しており、その効果と費用についてはしっかりと検証されたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
予算決算
委員会委員長 川島淳良議員。
◎川島淳良 予算決算
委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月7日に関係局から説明を受け、8日及び9日に各分科会を開催し、さらに14日には各分科会からの報告を受け、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告するとともに、本
委員会としての要望を申し上げますので、議員の皆様の審議の参考にしていただきたいと思います。
議案第101号、令和4年度姫路市一般会計補正予算(第6回)について申し上げます。
総務分科会関係については、庁舎整備事業費についてであります。
同事業費は、令和4年9月1日、防災
センター付近で発生した落雷により電話交換機が故障したため、本体を更新する経費として3,700万円を増額補正するものであり、また、機器の調達には6か月程度の日数を要することから、全額を翌年度に繰り越すものであります。
分科会において、電話交換機の更新に当たっては、新たにどのような落雷対策を施そうと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、防災
センターには、落雷対策として、避雷針を設置してはいるものの、このたびの故障については、同
センターの近くに落ちた雷が地面を伝い、アース線から逆流したことが原因で、対策を講じるのは難しいと聞いている。
しかしながら、今後、同様の事象が起こらないとも限らないことから、事業を発注する際には、何らかの対応ができないか、再度確認を行いながら進めていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、多額の経費をかけて更新する以上、同じ事象が発生することは避けなければならず、また、消防局における電話交換機の重要性を鑑みると、きちんと対策を講じる必要があると思われることから、しっかりと調査・検討を行った上で事業を実施されたいことを要望いたします。
文教・子育て分科会関係については、物価高騰の影響による光熱費の増額補正についてであります。
本補正予算は、ウクライナ情勢の深刻化や急激な円安の進行など昨今の国際情勢の変化により、電気料金及びガス料金が高騰を続けており、市立学校園や図書館の光熱費の不足が見込まれることから、1億4,430万円を予算措置するものであります。
分科会において、市立学校園で不足する光熱費の算定に当たっては、節電効果を考慮しているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、本補正予算については、令和4年度と令和3年度の上半期実績額から求めた増加率を、令和3年度下半期実績額に乗じて令和4年度下半期の予算執行額を見込み、当初予算額からの不足額を算出したものである。
なお、算出に当たっては全庁で統一の手法を用いており、節電効果は考慮していないものの、今月に実施した校長会及び園長会において、
新型コロナウイルス感染症予防のために適切に換気を行うとともに、節電にも取り組むよう周知徹底したところである、とのことでありました。
厚生分科会関係については、老人福祉施設等感染拡大防止支援事業費についてであります。
同事業は、要介護・要支援認定を受けた人が
新型コロナウイルス感染症の陽性者または濃厚接触者となった場合でも、施設や自宅で継続して介護サービスを利用できるよう、施設や事業所が支出した感染拡大防止対策経費の全額を支援するほか、陽性判定を受けた在宅の要介護者・要支援者に介護サービスを提供した場合、その日数に応じた協力金を支給するものであります。
分科会において、
新型コロナウイルス感染症の検査キットの購入費用は当該支援の対象経費となるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、当該支援は様々な感染拡大防止対策に関係する経費を幅広く対象としており、検査キットの購入費用も含まれている、とのことでありました。
経済観光分科会関係について、第1点は、文化振興費寄附金についてであります。
同寄附金は、芸術文化全般の振興のため、姫路市文化振興基金に2件で400万円の寄附があったものであります。
分科会において、姫路市文化振興基金については、残高が約10億9,000万円となっているが、同基金を活用して、どのような事業が行われているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、これまで同基金を取り崩したことはないものの、今後は、より大規模な文化芸術事業や大きな効果が見込まれる事業など、多くの人に賛同してもらえるような使途について検討したい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、姫路市の芸術文化の振興に使ってもらいたいという寄附者の意図を酌み、同基金を適切に活用できる方法についてしっかりと検討されたいことを要望いたします。
第2点は、地域農業生産総合振興対策事業費についてであります。
同事業費は、農業経営体に対して農業用ドローンやリモコン草刈機など、生産コスト低減に資する機械の導入を支援することで、肥料高騰等の影響を緩和するとともに、環境創造型農業のさらなる推進と持続可能な営農体系の確立を図ろうとする農業生産コスト低減緊急対策事業を行うためのものであります。
分科会において、同事業における補助対象者や補助金額については、既に要望調査を実施し、めどがついているとのことであるが、調査の対象者は何者ぐらいあったのか。
また、そのうちの何者から申請がある予定なのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、補助要件に該当する農業経営体は全部で50者あり、そのうち、「実質化された人・農地プラン」の策定地域等に該当するものが8者、農地中間管理機構から賃借権等の設定等を受けた者が営農する範囲に該当するものが1者、合計で9つの
事業者からの申請を予定しているものである、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、国や地方自治体による農業経営体向けの補助制度が数多くある中で、それぞれの農業経営体が利用可能な補助制度をきちんと把握して活用できるよう周知等に努めるとともに、今後、新たな補助制度が創設された場合においてもしっかりと対応されたいことを要望いたします。
以上のとおりであります。
議員の皆様におかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
総務
委員会委員長 酒上太造議員。
◎酒上太造 総務
委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月9日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、年末火災特別警戒における分団巡視の見直しについてであります。
本市では、毎年、12月20日から31日までの12日間、火災による被害を軽減することを目的に、年末火災特別警戒を実施しており、さらに26日には、市長をはじめ副市長、消防局幹部による各消防分団への巡視が行われております。
委員会において、分団巡視については団員の労をねぎらうために実施しているとのことであるが、分団によっては、巡視時間が午後11時頃となり、かえって団員の負担になっているのではないのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、当該巡視については、昨年までも時間が遅くなっていることを踏まえ消防団と協議を行ったものの、調整がつかなかったため、今年は例年どおりの開催としたものである。
しかしながら、団員には負担を強いていると感じていることから、来年以降の巡視の方法を検討したい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、巡視後の片づけ等を考えると、団員の帰宅はさらに遅い時間になってしまうことから、少しでも団員の負担が軽減されるよう、巡視の開始時間や分団の割り振りなどについてしっかりと検討されたいことを要望いたしました。
第2点は、定年延長に伴う役職定年制の導入における職場環境づくりについてであります。
委員会において、役職定年制の導入に伴い、本市職員は、原則60歳になる年度末の翌日に、管理監督職以外の職に降任または転任され、さらには給与も減額となることから、当該職員のモチベーションの低下が懸念されるが、役職定年後もしっかりと業務を遂行してもらうため、どのように職場環境の整備を進めていこうと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、定年が引き上げられた者には、若手職員等への知見継承により、仕事への充実感ややりがいを感じてもらうとともに、現役世代の職員が気兼ねなく相談できるような職場の環境づくりが重要であり、双方にとって良好な関係が築けるように努めていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、定年の段階的な引上げ開始から制度完成までの約10年間が大切になると思われることから、定年延長制度導入後も全ての職員が意欲的に働けるような職場環境づくりにしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
第3点は、第2期姫路市官民データ活用推進計画(案)に関するパブリック・コメントの実施についてであります。
同計画は、本市のデジタル施策を体系的に推進し、データ利用環境の整備促進を図ることにより、市民及び
事業者等の利便性向上や地域の課題解決、事務負担の軽減等に寄与することを目的としており、本市が取り組むデジタル政策の方向性を示す総合的な計画になっております。
委員会において、同計画中には、デジタルに関する数多くの横文字が使用されているため、その内容が理解しにくく、一層市民意見が得られにくいように思われるが、どのように意見の提出を求めようと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、できるだけ多くの媒体を活用しながら広く
情報発信するとともに、あらゆる場面でパブリック・コメントの実施を広報していきたいと考えている。
また、現在のデジタルに係る取組は、
事業者等と協働して共に新たな価値を創造する形で取り組んでいることから、関係する企業にもパブリック・コメントの実施をお知らせすることで、意見を提出してもらえないかと考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、広く市民からの意見を求めるのであれば、注釈を入れるなど、できるだけ理解しやすい表現を用いるとともに、積極的なSNSの活用も検討されたいことを。
また、1件でも多く意見を出してもらうためにも、関係企業だけでなく、市内の大学への
情報提供についても検討されたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
以上で
委員長の
口頭報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
これより討論に入ります。
発言の通告に基づき指名します。
33番 苦瓜一成議員。
◆苦瓜一成 議員
日本共産党議員団を代表して、反対の立場で討論を行います。議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。
まず議案第104号、姫路市個人情報の保護に関する法律施行条例について、議案第105号、姫路市情報公開・個人情報保護審査会条例について及び議案第112号、姫路市情報公開条例の一部を改正する条例についての以上3議案をまとめて討論します。
この3議案は、いずれも2021年5月に成立したデジタル関連法によって、それぞれの自治体の個人情報保護条例等を廃止し、改定された個人情報保護法の全国的な共通ルールの下に、新たに一元化するための条例案です。
そもそも自公政権が成立させたデジタル関連法は、国や自治体が持つ膨大な個人情報のデータ利活用を成長戦略に位置づけ、外部提供した企業にAIで分析させ、もうけのネタにさせることを、デジタル改革の名で進めようとするものです。
個人情報保護条例は、1970年代から80年代にかけて、自治体が持つ個人情報のコンピューター処理が広がる中で、電算処理に係る個人情報保護の条例制定から始まりました。2003年の個人情報保護法の成立後は、全国全ての自治体で条例が制定され、姫路市は2005年12月20日に制定しています。
デジタル関連法は、地方自治体の個人情報保護制度も含む全国的な共通ルールを規定し、国の個人情報保護
委員会にこの所管と解釈権を一元化しました。自治体における審議会への諮問対象を限定するとともに、国の個人情報保護
委員会から自治体の監視や勧告も定めています。
各自治体の個人情報保護条例等をリセットし、共通ルール化する最大の目的は、匿名加工情報制度と情報連携を自治体に行わせることです。
これによって、特定の個人を識別できないように加工し、当該個人情報を復元できないようにし、非個人情報として本人の同意なしに第三者提供、目的外利用を可能としています。
自治体が保有する個人情報は、公権力を行使して取得し、申請・届出に伴い提出されたものです。これらの膨大な住民サービスに係る個人情報を企業のもうけのために外部に提供することが、自治体行政の仕事と言えるでしょうか。
また、個人情報の漏えいなどの事件は、最近でも相次いでいます。
よって、地方自治の象徴的存在の1つだった個人情報保護条例を国の個人情報保護法に一元化させ、企業の利益のために地方自治体が持っている膨大な情報をオープンデータ化させるための3議案に反対します。
続いて議案第108号、特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第109号、姫路市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について反対します。
この2つの議案は、一般職の職員等の給与改定を踏まえ、市長、副市長、
教育長などの特別職で常勤のもの、市議会議員の期末手当の年間支給月数を0.1月引き上げようとするものです。
しかし、姫路市の特別職・市議会議員の給与、報酬、期末手当は中核市の中でも高額で、高過ぎるというのが市民の率直な声です。
厚生労働省が12月6日に発表した10月の毎月勤労統計調査によると、物価の変動を反映させた実質賃金は、前年同月比2.6%減でした。アベノミクスの失政と日銀の異次元の金融緩和で異常な円安を招き、食料品をはじめ生活必需品の急激な物価高騰に賃金上昇が追いついていません。その上、ロシアのウクライナ侵略による電気・ガスなどのエネルギー高騰により、市民生活は非常に苦しくなっています。
このような情勢の下で、特別職・市議会議員の期末手当の引上げは、市民の理解を得ることは到底できません。
よって、議案第108号及び109号に反対します。
以上で討論を終わります。
○
宮本吉秀 議長
以上でご発言が終わりましたので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
まず、議案第101号から議案第103号まで、議案第106号、議案第110号、議案第111号、議案第113号から議案第115号まで、議案第119号から議案第124号まで、及び議案第126号から議案第146号まで、以上36件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決または同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決または同意されました。
次に、議案第107号、及び議案第116号から議案第118号まで、以上4件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第104号、議案第105号及び議案第112号、以上3件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第108号及び議案第109号、以上2件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第4
請願第21号
○
宮本吉秀 議長
次に日程第4、
委員会審査の終了しました請願第21号を議題とします。
所管の厚生
委員会の
委員長から、お手元に配付のとおり審査結果の報告書が提出されております。
お諮りします。
本件に対する
委員長の
口頭報告は省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
これより討論に入ります。
発言の通告がありませんので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
請願第21号、消費者被害を防止、救済するため、特定商取引法の抜本的な法改正を求める意見書の提出についてを採決します。
本件は、
委員長報告のとおり採択し、要望書を関係先へ送付することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は採択し、要望書を関係先へ送付することに決しました。
──────────────────────
△日程第5
閉会中継続審査申出の件(請願)
○
宮本吉秀 議長
次に日程第5、閉会中継続審査申出の件を議題とします。
お諮りします。
請願第16号及び請願第19号、以上2件については、引き続き閉会中の継続審査に付することにしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
──────────────────────
△日程第6
議案第147号
△日程第7
諮問第1号〜諮問第12号
○
宮本吉秀 議長
次に日程第6、議案第147号及び日程第7、諮問第1号から諮問第12号までをまとめて議題とします。
これより理事者に提案理由の説明を求めます。
和田副市長。
◎和田達也 副市長 (登壇)
ただいま上程されました議案のご説明を申し上げます。
議案第147号、令和4年度姫路市一般会計補正予算(第7回)につきましては、歳入歳出予算の補正は7億6,970万円の増額でございまして、補正後の
予算規模は2,344億6,837万3,000円となっております。
それでは、歳出からご説明申し上げます。
民生費につきましては、国の補正予算に伴う妊婦・子育て家庭を対象とする給付事業として、出産・子育て応援給付金給付事業費に5億6,600万円を計上いたしております。
商工費につきましては、商店街
活性化事業の経費として、商店街高度化事業費に1億6,870万円を、県の補正予算に伴う融資制度拡充に対応するため、金融対策事業費に1,500万円を、観光関連
事業者を支援するため、来て、みて、ホットする姫路キャンペーン事業費に2,000万円をそれぞれ計上いたしております。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
国庫支出金及び県支出金につきましては、歳出でご説明いたしました事業に係る財源として、制度に基づき計上いたしております。
また、繰越金につきましても、今回の補正に係る所要一般財源として補正しようとするものでございます。
諮問第1号から諮問第12号までは、いずれも人権擁護委員の
候補者を推薦しようとするものでございます。
諮問第1号は本年6月30日をもって任期満了となった大垣輝行氏を、諮問第2号は本年9月30日をもって任期満了となった石田和己氏をそれぞれ適任と認め、再推薦しようとするものでございます。
諮問第3号から諮問第9号までは、来年3月31日をもって任期満了となる委員を再推薦しようとするものでございまして、諮問第3号は前田きみ代氏を、諮問第4号は東海廣子氏を、諮問第5号は井上治美氏を、諮問第6号は岡本雅弘氏を、諮問第7号は加堂雅男氏を、諮問第8号は杉森惠子氏を、諮問第9号は福田隆行氏を、それぞれ適任と認め、再推薦しようとするものでございます。
諮問第10号は来年3月31日をもって任期満了となる知原秀弥氏の後任として松浦伸郎氏を適任と認め、
候補者として推薦しようとするものでございます。
諮問第11号及び諮問第12号は新たに
候補者として推薦しようとするものでございまして、諮問第11号は中尾五郎氏を、諮問第12号は内海行之氏をそれぞれ適任と認め、推薦しようとするものでございます。
以上、簡単ではございますが、議案の説明を終わります。
何とぞよろしくご審議いただきまして、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。
○
宮本吉秀 議長
以上で提案理由の説明は終わりました。
これより日程第6、議案第147号について質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
この際お諮りします。
本件については、
委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより討論に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
議案第147号、令和4年度姫路市一般会計補正予算(第7回)を採決します。
本件は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に日程第7、諮問第1号から諮問第12号までについて、この際お諮りします。
本件については、議事の順序を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより採決に入ります。
まず諮問第1号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第2号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第3号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第4号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第5号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第6号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第7号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第8号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第9号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第10号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第11号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に諮問第12号、人権擁護委員
候補者の推薦についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第8
議員提出議案第6号及び
議員提出議案第7号
○
宮本吉秀 議長
次に日程第8、
議員提出議案第6号及び
議員提出議案第7号をまとめて議題とします。
これより提出者に提案理由の説明を求めます。
登壇の上、ご発言願います。
まず、
議員提出議案第6号について、
20番
有馬剛朗議員。
◎
有馬剛朗 議員 (登壇)
ただいま上程されました
議員提出議案第6号、こども医療費助成の高校卒業までの無料化を求める決議について、決議文を読み上げ、提案説明とさせていただきます。
こども医療費の助成は
子どもの少子化対策、子育て支援策として極めて重要な課題であり、近年多くの自治体が高校3年生までの医療費助成に取り組んでいる一方、姫路市のこども医療費助成は、中学3年生までを対象としており、なおかつ所得制限を設けているため、一部の
子どもが依然として有料で受診している。
姫路市においても全ての
子どもたちが負担なく医療を受けられ、安心して
子どもを産み育てられる環境を整備する必要がある。本市においてこども医療費無料化の完全実施を行う場合、約8億2,000万円の財源が必要であると試算されているが、本市の財政規模を鑑みると実施可能である。
また、こども医療費の無料化は、少子化対策や子育て支援策として、一律の水準での実施が望ましいことから、国に制度創設を、また県に制度拡充を求めるべきである。
よって、姫路市において、所得制限のない高校卒業までのこども医療費無料化の完全実施を早期に実現するとともに、国に制度創設を、また県に制度拡充を要望することを強く求める。
以上、決議する。
令和4年12月20日 姫路市議会
以上のとおりであります。
議員の皆様におかれましては、本議案にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○
宮本吉秀 議長
次に、
議員提出議案第7号について、
46番 竹中隆一議員。
◎竹中隆一 議員 (登壇)
ただいま上程されました
議員提出議案第7号、姫路市議会基本条例の一部を改正する条例について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
今回の姫路市議会基本条例の一部を改正する条例については、本日原案可決されました議案第112号、姫路市情報公開条例の一部改正に伴い、本条例の規定整理を行うものであります。
すなわち、本条例の第15条第1項中、「公文書」を「行政文書」に改めようとするものであります。
なお、本改正条例は令和5年4月1日から施行するものであります。
以上のとおりであります。
議員各位におかれましては、本議案にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○
宮本吉秀 議長
以上で提案理由の説明は終わりました。
これより本件に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
この際お諮りします。
本件については、
委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより討論に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
議員提出議案第6号、こども医療費助成の高校卒業までの無料化を求める決議について及び
議員提出議案第7号、姫路市議会基本条例の一部を改正する条例について、以上2件をまとめて採決します。
本件は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第9
議員派遣の件
○
宮本吉秀 議長
次に日程第9、
議員派遣の件を議題とします。
お諮りします。
本件については、お手元に配付のとおり派遣することにしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、お手元に配付のとおり本市議会議員を派遣することに決しました。
なお、この際お諮りします。
ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任を願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、
議員派遣の内容に変更が生じる場合には、議長に一任することに決しました。
──────────────────────
△日程第10
閉会継続調査申出の件
○
宮本吉秀 議長
次に日程第10、閉会中継続調査申出の件を議題とします。
お手元に配付の閉会中継続調査事項一覧表のとおり、各
委員会から閉会中継続調査の申出がありました。
お諮りします。
本申出のとおり、閉会中も引き続き継続調査を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
──────────────────────
○
宮本吉秀 議長
以上で本日の日程は終了しました。
お諮りします。
本
定例会に提出されました案件は全て審議が終了しましたので、閉会したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、令和4年第4回姫路市議会
定例会は、これで閉会します。
午前11時09分閉会
──────────────────────
△
議長挨拶
○
宮本吉秀 議長
閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
議員の皆様には、去る11月24日の招集以来、本日までの27日間の会期中を通じて熱心にご審議をいただき、本日無事閉会することができました。
ここに議員の皆様のご協力に対し心からお礼を申し上げます。
今後とも皆様におかれましては、議会の
活性化と円滑な議会運営にご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
いよいよ本年も余すところあと僅かになり、寒さも一段と厳しさを増してきましたが、皆様におかれましては、健やかによき新春をお迎えくださるよう心からご祈念申し上げまして、簡単ながら閉会のご挨拶といたします。
どうもありがとうございました。
──────────────────────
△
市長挨拶
◎清元秀泰 市長 (登壇)
閉会のご挨拶に当たり、まず、今月13日にご逝去されました、故
森由紀子議員の4期15年の長きにわたる議員生活、とりわけ経済観光
委員会副
委員長、総務
委員会副
委員長など、数々の要職でのご活躍に対し、深く敬意を表しますとともに、改めて心からご冥福をお祈り申し上げます。
議員の皆様方には、11月24日の開会以来、本会議並びに各
委員会におきまして、令和4年度姫路市一般会計補正予算をはじめ、条例の制定などの議案について、終始、熱心かつ慎重にご審議いただき、いずれも原案にご賛同を賜りました。厚く御礼を申し上げます。
本会議並びに
委員会の審議過程においていただきました数々のご提案、ご要望につきましては、その趣旨に十分配慮し、可能な限り市政に反映してまいりたいと考えております。
議員の皆様方におかれましては、今後とも市政の推進と市民生活の向上に一層のご理解、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。
最後に、報道関係の皆様方のご協力に感謝申し上げ、閉会の挨拶といたします。
ありがとうございました。
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地方自治法第123条第2項により署名する。
姫路市議会議長 宮 本 吉 秀
会議録署名議員 中 西 祥 子
同 三 和 衛
同 金 内 義 和...